2月
03
2010

経済学は社会科学の中心をなし

分析用具のもっとも発達している学問である。

およそ人間は、本来経済活動を営むことなしには人間としての社会生活を営めない。

人間以外の動物も本能に従ってその生存維持に必要な物資調達の活動をするが、それは経済活動とはいえない。

人間だけが、生物としての生命の再生産だけでなく、その社会生活をも再生産するために、自然に対して能動的に働きかけ、それを変形して目的を達成している。

したがって、経済活動は人間が人間になった当初からあったわけであるが、経済学という学問はきわめて新しい学問で、近世のせいぜい200年来のものである。

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